この研究所は社会福祉法人愛護会が設置経営する施設に勤務する職員の福祉職員としての資質の向上をはかり、研究と実践をすすめることを目的とし、目的を達成するための次の事業を行なっています。
1.経営施設職員の1人1研究をすすめ、2年に1回社会福祉法人愛護会地域福祉推進協議会と共催して「愛護会公開研究発表大会」を行い、自らの研究内容を世に問うとともに地域福祉の向上に役立てる。研究大会の発表内容は「研究紀要」としてまとめ刊行する。
2.2年に1回行なわれる公開研究発表大会の席上、次の者の表彰を行い、質の高い福祉活動の推進をはかる。(事前審議)
①研究実践優秀賞(個人・団体)
②地域福祉実践優秀賞(個人・団体)
各賞の推薦は法人理事長、愛育研究所所長が行う。
3.経営施設の施設長により推薦された「研究所員」が「たくましい子を生み育てるための保育事業部会」と「障がい者の生き甲斐を保障する環境づくりのための援護事業部会」「みんなの幸福を創り育てる福祉文化の構築を目指す障がい者地域生活援助事業部会」三部会の研究を推進し、各施設 の実践内容の充実をはかる。 4.愛護会の施設職員が施設において学び得た専門性をそれぞれの生活地域の福祉活動に役立てるため、法人理事長、愛育研究所所長より推薦された各研究グループ別(乳幼児教育研究グループ・障がい児・者福祉研究グループ・高齢者福祉研究グループ・地域福祉研究グループ)嘱託研究員の助言、指導を得て一体となり地域福祉の向上をはかる。 5.福祉学園を設置し、地域福祉の向上のため活動する。ホームヘルパー・ジョブコーチ・ボランティア等地域で生活する障がい者の地域生活を支援する活動家の養成につとめる。 6.その他愛護会地域福祉推進協議会市町支部会議および愛護会施設職員幹部協議会などで必要と認められた事項について研究と実践をすすめる。